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グロスター グラディエーター : ミニ英和和英辞書
グロスター グラディエーター[ぐろす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

グロス : [ぐろす]
 (n) (a) gross, (n) (a) gross
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

グロスター グラディエーター : ウィキペディア日本語版
グロスター グラディエーター[ぐろす]


グロスター グラディエーター(Gloster Gladiator)はイギリスのグロスターが製作した複葉戦闘機である。第二次世界大戦の初期にも戦闘に使われた。艦上機への改造もなされ、そちらはシーグラディエーターと呼ばれた。
== 概要 ==

本機は1930年イギリス空軍が出した仕様書F.7/30に基づいて開発された機体で、当時使用されていたどの戦闘機よりも高速で強力な武装を装備した機体が求められていた。F.7/30では蒸気冷却式のロールス・ロイス ゴスホークエンジンの使用が求められていたが、グロスター社では自社製の戦闘機であるゴーントレットを発展させた空冷星型エンジン装備の機体を開発することにし、H.P.フォーランドを主任として設計に着手した。試作機は1934年に初飛行したが、テストの結果は優秀で最大速度は389km/hを記録した。ゴスホークは失敗作で、ゴスホークを搭載しなかった本機のみが唯一、1935年7月に制式採用された。翌年から部隊配備が開始されたが、一定数が揃って部隊で運用開始されたのは1937年1月からである。ちなみにホーカー ハリケーンの最初の装備部隊(第111飛行中隊)への配備開始は1937年12月だった。
本機は全金属製の胴体を持つ複葉機で、密閉式の風防を装備するなど複葉機としては進歩的な構造の機体だった。しかし、設計中の時点で、すでにスピットファイアBf 109のような単葉戦闘機が登場し始めており、実機が配備される前から時代遅れの機体になってしまっていた。しかし、これらの新鋭機はまだ開発途上で性能や運用において未知数の部分があったことから、万が一これらの機体の運用に不具合があった時にこれを補完する機体が必要であるという判断から生産が行なわれた。もっとも、実用化時点ではホーカー ハリケーンの生産が開始されていたため、グラディエーターの生産数は1940年までで合計744機にとどまり、生産機の1/3以上は他国への輸出、譲渡に回されることとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「グロスター グラディエーター」の詳細全文を読む




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